アマゾンギフト券現金化
Amazonと言えばいまや誰もが知っているショッピングサイトの最大手でしょう。では、そのAmazonが独自に発行している「Amazonギフト券」というものがあることをご存じでしょうか？「ギフト券」という名の通り、Amazon内で使える金券的なものとして人にプレゼントしたりできるのですが、これをうまく利用して現金化する方法があるようです。
こちらのページでは、Amazonギフト券現金化について、詳しく解説します。
アマゾンギフト券現金化とは
Amazonギフト券、少し長いので略してここでは「アマギフ」と呼びます。
アマギフは、Amazonのサイト内はもちろん、その他にも家電量販店やコンビニなど、あらゆるところで購入が可能です。
「券」とはいうものの、実際に商品券のような形をもったものだけでなく、デジタルタイプと呼ばれる、オンライン上のみでチャージなどが完了するタイプのものもあります。
Amazonギフト券現金化においては、このデジタルタイプ内の「Eメールタイプ」と呼ばれるものを利用します。
Eメールタイプのアマギフをクレジットカードで購入し、それを専門の買取業者に買い取ってもらうことで現金化が可能となります。ちなみに、このようなデジタルタイプのアマギフは一般的な金券ショップでは買い取ってもらえないため、前述したように専門業者に頼む必要が出てきます。
専門業者に頼む以外にも、個人間での売買やメルカリのような転売サイトで売却する方法もありますが、こちらは手間が増す上にトラブルも多いため、おすすめしません。
専門業者で現金化する流れ
①Eメールタイプのアマギフを入手する。
②現金化を頼む業者を決め、そのホームページから申し込みをする。
③アマギフの情報（コード番号等）を業者に送付。
④確認後、指定口座に入金される。
簡単にまとめるとこのような流れとなります。
お気づきかもしれませんが、現金が振り込まれるよりも前に、アマギフのコード番号を業者に渡す必要があります。もしも相手が悪徳業者なら…情報だけ抜き取られてお金が振り込まれない、なんてこともありえます。そういったリスクは承知の上で利用しなければなりません。
クレジットカード現金化同様、業者選びは非常に大事だということです。
換金率の相場
次に、気になる換金率についてです。元々、Amazonギフト券現金化が流行った背景に、「クレジットカード現金化よりも換金率が高いから」という理由がありました。
しかし現在、Amazonギフト券現金化の換金率相場は当初に比べて大幅に下落していると言われています。かつては平均で90％台という高い換金率だったものが今では80％程度、下手すると70％台というところまで落ち込んでいます。
相場下落の要因
Amazonギフト券現金化における換金率の相場が下落した理由はいくつかありますが、もっとも大きい理由は、Amazonによる取締りが強化されたことでしょう。
元々、Amazonは現金化を目的としたギフト券の売買を禁止しており、違反に対してはアカウントの停止措置など厳しい対応をしています。Amazonギフト券現金化の流行は問題視され、よりこの取締りが強化されたと言われています。
また、それとは別で不景気によるアマギフ流通量の低下、も理由の一つと言われています。以前に比べアマギフを利用する人自体が減り、業界の取引規模自体が縮小したため、必然的に業者としては薄利多売が難しい状況となったのです。
これらの流れは、急に好転することはおそらくないため、Amazonギフト券現金化の換金率相場は当面変わらないでしょう。
クレカ現金化との比較
現金化という目的を果たすためにアマギフとクレジットカード、どちらを利用するべきかですが、まず比較するべきなのは換金率でしょう。
前述したとおり、Amazonギフト券現金化における換金率の相場は下落し、厳しい状況が続いています。対してクレジットカード現金化では、優良業者を選べば依然として90％台という高い換金率での現金化が可能です。
また注意しなければいけないのが、買い取ってもらうためのAmazonギフト券を購入するのにもクレジットカードを使う、という点です。つまり、買取目的で高額のアマギフを購入するということは、クレジットカード会社とAmazon運営の双方から現金化を疑われかねない、ということです。
その点、クレジットカード現金化であれば購入する商品に縛りはなく、状況に合わせて柔軟に対応することができます。
換金率や規約違反発覚のリスクといった面で、明らかにクレジットカード現金化の方が優れていると結論付けることができます。自ら積極的にアマギフを選んで現金化をするメリットはないと言ってよいでしょう。
