現金化アプリとはとは
スマホだけで現金調達ができるアプリがることをご存知でしょうか?
クレジットカード現金化とは性質が異なるものになりますが、現金調達法の選択肢の一つに加えられるかもしれません。その特徴についてまとめてみました。
スマホだけで不要品を現金化!CASHとは

「目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わる」
をキャッチコピーにしたCASHは、2017年の6月にリリースされました。
スマホで売りたいものの写真を撮影し、それをアプリ上から送信するだけで買取額を査定。
しかもそのまま売ればすぐに現金に換えられる!果たしてそんなことが可能なのか?と疑いたくなるような夢のサービス内容ですが、実際にその目新しいコンセプトが注目を集め、リリースされた瞬間から不要品売却依頼が殺到しました。
予想を大幅に上回り、リリースからわずか16時間で3億円分もの売却申込みが押し寄せ、対応しきれないままサービスを一時停止。
当時はやはり無茶だったとの見方が大半を占めましたが、その後体勢を整えて8月に再リリースされました。
2020年の4月には運営会社が代わり、新しい体制となっていまもサービスを提供し続けているアプリです。
CASHのすごさ

不要品を売ってお金に換える、これ自体は昔からある普通の現金化法の一つです。
古本屋にいらない本を持っていって買い取ってもらう。
いらないゲームを買い取ってもらう。
リサイクルショップに不要な家電を買い取ってもらう。
いずれも査定の上、売買が成立すれば現金を得ることができます。
しかし、これを成り立たせるには不要品を店に持っていく手間、もしくは査定してもらうために家までスタッフに来てもらう手間、がかかります。
CASHの凄いところは、これらの手間が一切なく、しかもすぐに現金化ができる、という点です。
不要品の写真を撮影し、それをアプリ上から送信するだけなので、実際にお店に持っていく手間が省けます。
査定も送信した画像のみをベースにやってくれるので、わざわざ自宅などに買取業者を呼ぶ必要もありません。
さらに、査定で提示された金額に納得し、売買が成立したら即座に現金化ができるのです。
売却したものは後からCASH宛に郵送することになります。(日時指定で集荷のために宅配業者を自宅に呼べます。)

現金を先に払って、買い取ったものは後から送ってもらう、というのはCASHにとってリスクがありそうですが…
CASHで売れるもの・売れないもの

基本的には値がつきやすいブランドものに限られます。
ノーブランドやユニクロ・GAPのようなファストファッションアイテムは売ることができません。
汚れや傷がひどかったり、イニシャルが刻印されているようなものも対象外となりますが、有名ブランドのものであればそのほとんどが査定対象となります。
現金化としての有用性
たしかにCASHは非常に画期的で便利なアプリです。
その点について異論はありません。
しかし、お金のピンチを凌ぐための現金化性能の面で、やはり決定力不足が否めません。
仮に10万円現金が必要になったときに、売却査定で10万円に達するだけの不要品が常にあるとは限りません。
あくまでこれらのアプリは、不要品が出たときに効率良く現金にするためだけに留め、ピンチの際に頼れる策は別で用意しておいた方が良いでしょう。

引越しなどのタイミングで使うのも良さそうですね!